オデッサ・コスモス
ロシア・旧ソ連についての書籍・映画・演劇・展覧会・スポーツ(殆どサッカー)についての情報を書いていきます。ときどき動物園情報もあります。
2015年4月12日日曜日
◆КНИГАあらゆる民族的抑圧に抗して 『コーカサスと黒海の資源・民族・紛争』
コーカサスと黒海といっても、やはりカフカース地域中心で、ウクライナ、ブルガリア、トルコ等の黒海沿岸国の話はあまりないようだ。
アルメニアへの肩入れが目立つ。
コーカサスと黒海の資源・民族・紛争
著者 :
中島偉晴
明石書店
発売日 : 2014-11-18
ブクログでレビューを見る»
『アルメニアを知るための65章』はこのシリーズには珍しく対象に心を入れ込んでいるような(特に虐殺など歴史問題において)強い印象を残したが、その著者によるもの。この本でも、抑圧側に立つ人々への視線はとても厳しい。(もちろんそれはそうあるべきだ。)言語においてあるものが特権を持ってはならないという、それはカフカースのみならず、例えばウクライナでもそうなのだろう…。考えさせられることの多い本だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿