2017年5月14日日曜日

不肖の教え子なので買った黒田本『初級ウクライナ語文法』

黒田龍之助先生の新著『初級ウクライナ語文法』買ってきた。もし再びウクライナに行くことがあったらちょっと真面目に勉強するかもしれないが、どちらかというとサッカーとかで調べたいときの索引用って感じかな。というわけで当面あまり真面目にトレーニングしそうにないが先生の印税の一助になればと

2017年5月5日金曜日

猫グッズいっぱいの大エルミタージュ美術館展 

六本木の大エルミタージュ展、なんかオールドマスターとやらの絵を鑑賞したっていうより、ミュージアムショップで猫グッズ買いまくり!という印象の、しかし充実の一日だった。
絵の方はペテルブルグに行った時に一応観ているんじゃないか?
レンブラントは別として、ルーベンスあたりになると大きな宗教画が無造作っぽくこれみよがしにばんばん並んでいる中で、大作慣れして惰性のようにして通り過ぎるようになってしまうのだが>広すぎるエルミタージュ
 
 的には、ざっと見たところ、犬の絵は多いです。23作品かな?
対して猫の絵は思いのほか少なくて、ブールの「猫の頭部の4つの習作」とルイ・ル・ナン「祖母訪問」の二つだけか?
(なのにあの猫グッズの多さは??)
あと猛猫がもう1頭。
聖書絡みの絵ってことで羊や驢馬は割と多いです。
 
大エルミタージュ展で爆買いした殆どは猫グッズ。トートバッグ、オーナメント型紅茶缶、手帳、猫型猫絵本。
 
 一番のお薦めは猫型猫絵本。マルシャークの『猫のおうち』はないが、チュコフスキーやジュコフスキー、ダーリらの猫の詩と可愛い!猫の絵で見開き2頁ずつ。
 
 
でもトートの訳が怪しい。すべての橋がオープン→跳ね橋が上がって向こう岸に行けない 賢い猫もピーターが好き→インテリ猫達もピーテル好き
 
エルミタージュ(本物、今回のエルミタージュ展では残念ながら売っていなかった)で買った猫絵ガイド本、
 
表紙のこの猫(歌川国芳の「猫飼好五十三匹」の鞠子さん)のトートも売っていて、もちろん欲しかったが、肉球でもトート何枚も買っていて、そろそろ家がトートだらけなので残念断念。
上記のピーテル大好きバッグと鞠子さんバッグはペテルブルグの会社制作。
あと、画家の名前のキリル文字表記のトートは展覧会オリジナルだと思われる。
 
このガイド本には、今回会えた「祖母訪問」の猫、ちゃんと載っていた。
エルミタージュのミュージアムショップには、私は買わなかったけど、これの犬版、つまり犬絵ガイド本もある。持っていたら今回重宝したね。
 
他にはカタログ(分厚い、重い)、ポストカード(鳥のコンサート)、ペテルブルグの記念碑チョコ、チェブラーシカのマスキングテープ。
 
 
 

2017年4月17日月曜日


文学者の主にスキャンダルを羅列してある感じ。大学の講義の「脱線」の材料の集積だという。
こういう授業は聞いていたら苦痛だろうなあと読みながら思った。こういう先生の講義をとっていなくてよかった!とっていたら、ロシア文学を好きになる事はなかっただろう。
まあロシア人自体がこの手の裏話が好きなのかもしれないが…私は嫌いなので。

2017年4月16日日曜日

クリロフ事件


帝政ロシア下の高官暗殺者の一人称語り。
どうもサヴィンコフ(ロープシン)の『蒼白き馬』に重ねてしまう。
高官クリコフも暗殺者レオン・Mも行動も思考も、本物のテロリストであるサヴィンコフと比較するとまだまだ甘いなという気はする。ネミロフスキーは亡命者であってこのあたりの切実感は希薄だし、Mがクリコフに近づく経緯も都合よすぎるのがちょっと。

そういうのがあるにせよ、おもしろく読める。
アンリ・トロワイヤの歴史小説程度には。

しかし、ロシアの人名・地名が妙にフランス風に訳されていて、最初のうちはどうにも居心地悪かった。
特にピエール・エ・ポール監獄には大いに吹いた。
ペトロパヴロフスク要塞というのが一般的だろう、ペトロパヴロスキーとかペトロパヴロフカヤとかバリエーションはあるが。ピエールとかやめてくれ。

ロシア革命 破局の8ヶ月


2017年4月2日日曜日

名画を語る猫様(ミャウズ)

作者はペテルブルグ在住の女性アーティストと愛猫。

冒頭のこの本の(これらの作品の)成り立ちが書かれている部分はよかった。が、各作品の解説は余計に感じる。絵だけで愉しめ、原作の明記、原作について画家・制作年・所蔵(トレチヤコフとか個人蔵とか)みたいなことの索引があればいい。まあ有名な絵ばかりだから調べればすぐわかるんだけどね。
ロシアの人名でウラジミールとか定番の残念訳も散見。
むしろ、ロシアでロシア語版購入する方が勉強になったかと考え始めている。家族には好評、楽しめる。

2017年3月27日月曜日

聖者伝の形を取りながら、ソ連の市民の生活までちらりと見せる、なかなかに魅力的な本。超大型新人というのも伊達じゃないね。 主人公、迷える修行者ではあっても、所謂聖愚者ユーロジーな感じはあまりしなかった。手元に置いて何度でも愛読するつもりだ。
『シベリアの掟』以来の傑作で、知人にも大いに薦めたい。