2011年9月17日土曜日

◇КИНОФИЛЬМ(映画情報)犬死になんかじゃないと言いたい

「チェルノブイリ・ハート」«чернобыльское сердце»
マリアン・デレオ監督2003年アメリカ
ヒューマントラストシネマ渋谷 8/13~そろそろ終了?
(銀座テアトルシネマは昨日で上映終了しました。)

★アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞作品。チェルノブイリ事故から16年後の2002年、ベラルーシやウクライナの小児病棟、乳児院を訪れ、重度の障害を負った子どもたち(特に心臓に疾患を持つ子どもたちを「チェルノブイリ・ハート(чернобыльское сердце)」)という)の姿を直視する(辛い…)。
 また、後半の「ホワイト・ホース」ではプリピャチ出身の若者マクシムが十数年ぶりに自宅だったアパートに行って片言の英語で案内する。864月のままのカレンダー。「自分も癌で死ぬ。犬死だ」と自嘲気味に呟いていた彼も撮影の1年後に27歳で世を去ったという。

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