2011年7月24日日曜日

◇КНИГА(書籍情報2011年7月版③)私わかってた

『ニコライの日記―― ロシア人宣教師が生きた明治日本 ―― 上』(全3巻)
中村健之介編訳岩波文庫2011715日刊1134ISBN978-4-00-334931-1
『宣教師ニコライと明治日本』に続く、中村先生による宣教師ニコライの本。

『男はみんなろくでなし?』
エカテリーナ・ビリモント著織田桂子訳未知谷20117月刊3200(税別)
ISBN978-4-89642-350-1
★それ知っていたわ。と、『三人姉妹』のイリーナのごとく呟いてみる。

『ヌイピルシテェート』
ダニイル・ハルムス著田中隆訳未知谷2200(税別)20117月刊ISBN978-4-89642-348-8
『ズディグルアプルル』『シャルダムサーカス』と本作で三部作。

『猟人(かりうど)たちの四季―極東ロシア・アムールの動物たち』
フセーヴォロド・P・シソーエフ著岡田和也訳森田あずみ絵未知谷20117月刊2200(税別)ISBN978-4-89642-347-1
『ツキノワグマ物語』『森のなかまたち―極東ロシア・アムールの動物たち』に続く極東ロシア・アムールの動物たちのシリーズ。野生の生き物の世界はシビアです。

『〈死〉への/からの転回としての映画-アンドレイ・タルコフスキーの後期作品を中心に-』
亀井克朗著致良出版社20117月刊
★郵送(台湾から送料700円)または電子書籍で(350円)。
http://cqw14623.wook.jp/detail.html?id=213185

『ニコラ・ギゴフ詩集 赦しの日』CD付)
ニコラ・ギゴフ著真木三三子訳七月堂発行20113月刊3150ISBN978-4-879441751
★スターリン批判をして7年の強制労働に服したブルガリアの詩人の作品。CDには著者本人による朗読が収録されている。

『こんにちはチェホフ! 三つの短編を訪ねる』
村手義治編訳山本美智代装画春風社20116月刊 2100ISBN 978-4861102790
参考URL http://shumpu.com/archives/5445
『犬を連れた奥さん』『イオーヌィチ』『首に掛ったアンナ』を段落ごとに解説をまじえながら読みすすむ翻訳&作品論。

『カラー版ロシア語が面白いほど身につく本』
中野久夫,オレグ・ヴィソーチン著中経出版20117月刊ISBN978-4806141037  

『露西亜文学』
井筒俊彦著慶應義塾大学出版会201175日刊 3990ISBN 978-4-7664-1771-5

『図説ソ連の歴史』 
下斗米伸夫著河出書房新社189020114月刊ISBN 978-4-309-76163-3

『完本 天の蛇―ニコライ・ネフスキーの生涯』
加藤九祚著河出書房新社20114月刊2940ISBN 978-4-309-22543-2
★『天職の運命』の冒頭に登場する、粛清の犠牲となった悲劇の天才言語学者ネフスキー。大佛次郎賞受賞のノンフィクション(1976年刊)を増補、完本として復刊。

『完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス』 
池澤夏樹著河出書房新社20114月刊2940ISBN 978-4-309-02034-1
★ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(チェコスロヴァキア/フランス):レフ・トルストイ『アンナ・カレーニナ』『コーカサスのとりこ』
★ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』:アレクサンドル・ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』、ヨシフ・ブロツキー『ヴェネツィア』、フョードル・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』、ヘンリク・シェンキェーヴィチ『クオ・ワディス』(ポーランド)
★イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』:『レ・コスミコミケ』『イタリア民話集』『まっぷたつの子爵』(イタリア)、アレクサンドル・アファナーシェフ『ロシア好色昔話大全』
★ウラジーミル・ナボコフ『賜物』:『ロリータ』
★リシャルト・カプシチンスキ『黒檀』(ポーランド/ベラルーシ)/石牟礼道子『苦海浄土』(日本):『帝国―ロシア・辺境への旅』『国境を越えた医師』、アンナ・ポリトコフスカヤ『チェチェン―やめられない戦争』、池澤夏樹・本橋成一『イラクの小さな橋を渡って』

『ランドラッシュ』
NHK食糧危機取材班著新潮社1500201010月刊ISBN978-4-10-28071-2
★ウクライナでは欧州・中東諸国、インドが農地争奪戦を展開。極東ロシアでは韓国が国ぐるみで巨大農場を建設、というNHK特集の単行本化。

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