京橋映画小劇場「映画の教室2011」
京橋・東京国立近代美術館フィルムセンター小ホール 2011年5月6日-5月22日の金・土・日
①「母」«Мать»
フセヴォロド・プドフキン監督1926年ソ連
5月6日(金)18:00/5月15日(日)12:00
★プドフキンもコメディーを撮っていますが、これはゴーリキーの小説が原作の真面目な作品。エイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」、ドヴジェンコの「大地」とともに、ソ連サイレント3大作品なのだとか。確かに流氷の場面など映像美はひけを取らない。
②「国境の町」«Окраина»
ボリス・バルネット監督1933年ソ連
5月8日(日)12:00/5月20日(金)18:00
★とってもチャーミングなのに、なぜか日本でDVD発売されていないバルネット。この作品はバルネットの中でも悲劇性が強くギャグもやや滑りがちではありますが、素朴な中に反戦の芽生えが窺えます。ヒロインのクジミナは当時の監督夫人。アレクサンドル・チスチャコフは「母」にも出演していたのですね。
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