2016年1月11日月曜日

◆КНИГА『図書館大戦争』

エグいしグロくて参る。その割にはさらさら読め、おもしろかった。
それはたぶん、主人公が属する読書室の面々にしろ、やたら強力なロシアの母さんたち(というかおばあちゃまたちなのだが)にしろ、登場人物たち(インテリ崩れと社会の最下層のはみだし者たち)が強烈にソビエトチックで痛々しく思えるかだろうか。
とにかく非現実的にスプラッターなのだが、なんかソローキンとかで慣れてきたみたい。
いやーな読後感ながら、映画化されればきっと観に行く。

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