2014年11月21日金曜日

◆КНИГА『ビジュアル版バレエ・ヒストリー バレエ誕生からバレエ・リュスまで』

貴重な「超」入門書。


「ビジュアル版」と銘打つだけあって図版が効果的に使われ見やすいだけでなく、本文も親しみやすいです・ます調で書かれ、バレエの通史を一から学べる、とても有り難い一冊。特に、バレエ・リュス以前の、宮廷バレエ、ロマンティックバレエ時代の人物について、また「アフター・バレエ・リュス」としてバレエ・リュス・ド・モンテカルロについて、そこそこに詳しい記述があって役立つ。欲を言えば、帝政ロシアやソ連時代のバレエ(ワガノヴァ等々)がもっと触れられていたらと思うが、それはないものねだりかもしれない。

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