セルゲイ・プロコフィエフ著田代薫訳音楽之友社2010年10月刊2500円+税ISBN978-4-276-22661-6
★1964年刊『プロコフィエフ 自伝/評論』の新訳版。『プロコフィエフ短編集』をものすほどプロコフィエフは多作な文章家でしたが、映画音楽「アレクサンドル・ネフスキー」・オペラ「セミョーン・コトコ」など自作についても数多く自ら語っています。
プリーモ・レーヴィ著竹山博英訳岩波文庫2010年9月刊940円+税ISBN978-4-4-00-327171-1
★1998年朝日新聞社から刊行されたものの文庫化。映画「遥かなる帰郷」の原作。ドキュメンタリ映画「プリーモ・レーヴィへの道」も参照。アウシュヴィッツを生き延び、終戦から故郷トリノまで帰郷するまで、9カ月間ポーランド、ソ連(ウクライナ、ベラルーシ)、ルーマニア、ハンガリー、チェコスロヴァキア、オーストリア、ドイツ、再びオーストリア、イタリアを流浪する(させられる)過程の追想記。彼をアウシュヴィッツから解放したソ連の対敗戦国俘虜対策の適当さゆえの、かくも長期間の「遥かなる帰郷」になったにもかからず、システマチックなアメリカの方式よりも無秩序なソ連に親近感を持っているらしいところが謎と言えば謎。
堀江典生編著ミネルヴァ書房2010年4月刊8400円ISBN978-4-623-05752-8
http://www.bossabooks.jp/product.html?asin=4623057526
村松千絵編河出書房新社2010年7月刊1260円ISBN978-4-309-28217-6
http://www.bossabooks.jp/product.html?asin=4309282172
★8-9ページの「森の友達」のりす・うさぎ・ことりなど実際のマトリョーシカでは入れ子にならなくて無理なものでも可愛く出来上がる。けれど、実際に作るのは結構難しそうだ。
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