2015年9月22日火曜日

◇КИНОФИЛЬМ「ボリショイ・バビロン」

ル・シネマで上映中の「ボリショイ・バビロン」
今日は火曜のサービスデイ且つ休日なので、午前の回から満席御礼が続いていました。

映画を観ても、あの、セルゲイ・フィーリン硫酸襲撃事件の真相は謎のままだ。
(ドミトリチェンコが真犯人とは到底思えないという印象を受けるような作り。)
バレエのシーンは沢山あってよかった。眼福!

登場人物は
・マリーヤ・アレクサンドロワ
・マリーヤ・アラシュ
・アナスタシヤ・メーシニコワ
(プログラムではアナスタシアとなっていたが、マリーヤならアナスタシヤだろう)
・勿論セルゲイ・フィーリン
・パーヴェル・ドミトリチェンコ
・ボリス・アキーモフ 今はバレエ教師だが、お手本で踊っているのが息を呑むほど上手い!
・スヴェトラーナ・ザハーロワ(インタビューはなかったと思う)
・ニコライ・ツィスカリーゼ
・アレクサンドル・ブドベルグ(ボリショイ議長)
・ウラジーミル・ウーリン(新総裁)
・ロマン・アブラモフ(いわくありげな愛好家、ボリショイのファン)
・メドヴェさん(ロシア首相)

というわけで、フィーリンの不在中に芸術監督代行になったガリーナ・ステパネンコは全然出てこなかったし、言及すらなかったのは大いに不満だ。

まあ、ボリショイは有名だし、政権との結びつきも強いけれど、今ではマリインスキーにぐんと引き離されてしまっていて、フィーリンの事件ですらもしかして話題づくりじゃないかと邪推されかねないような体たらく。無論映画中ではマリンスキーのことは一切触れない(他のバレエ団のことはフィーリン及びウーリンの前職場モスクワ音楽劇場バレエ団以外話題にならない)。

あと、プログラムは800円と高額だが、中身はそれだけのことがあるので買わざるを得ない。

 
ロビーにはマリーヤ・アレクサンドロワ直筆サイン入りポスターが展示されている
 
 
 
 

2010年8月撮影ボリショイはまだ改修中でした。
クレーンが見えている。
 
予告には来年1月公開の「ロパートキナ 孤高の白鳥」の映像が流れ、もううっとり!
楽しみだ。
今、ロビーにはロパートキナの直筆サイン入りトウシューズが展示されている。
踊る世界遺産ロパートキナが!と思うと、ぞくぞくする。


 

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