ウクライナのロシア語作家クルコフのマイダン騒動中の日記だったが、4月下旬で終わっているので、5月2日のオデッサの虐殺をどう書いてあるのかを気にかけていた私にはその点がっかり。というより、そこそこおもしろい小説を書く人でも日記を読んでそのままおもしろいというわけではないのだとわかった。
ロシア系であるゆえに、かもしれないが、ウクライナ統一を願い、ロシア陰謀論を頭から信じている風があり、皮肉である。
ちょっと気になったのは、3月30日の俳優アンドレイ・パーシンの反プーチン発言に関する記載。パーシンの両親はザポロージエ在住で、そのためか、彼は非常に不穏当な発言をしている。
対して、『ナイト・ウォッチ』のウクライナ系作家セルゲイ・ルキヤネンコは、その出自にもかかわらず、あるいはそれゆえに、ロシアにおいてアンチマイダンの態度をとっているという。
ロシアとウクライナの間で、不幸で複雑な状況が生じている。
まあ、人の日記を読んでも、客観的な状況分析ができているわけでもなく、そんなにおもしろくはなかった、というのが率直な感想だ。
期待値が高かっただけに、映画「トライブ」に続いて、またまたウクライナ物にはがっかり。群像社の『ウクライナから愛をこめて』(オリガ・ホメンコ)もつまらなかったしなあ。
ロシア系であるゆえに、かもしれないが、ウクライナ統一を願い、ロシア陰謀論を頭から信じている風があり、皮肉である。
ちょっと気になったのは、3月30日の俳優アンドレイ・パーシンの反プーチン発言に関する記載。パーシンの両親はザポロージエ在住で、そのためか、彼は非常に不穏当な発言をしている。
対して、『ナイト・ウォッチ』のウクライナ系作家セルゲイ・ルキヤネンコは、その出自にもかかわらず、あるいはそれゆえに、ロシアにおいてアンチマイダンの態度をとっているという。
ロシアとウクライナの間で、不幸で複雑な状況が生じている。
まあ、人の日記を読んでも、客観的な状況分析ができているわけでもなく、そんなにおもしろくはなかった、というのが率直な感想だ。
期待値が高かっただけに、映画「トライブ」に続いて、またまたウクライナ物にはがっかり。群像社の『ウクライナから愛をこめて』(オリガ・ホメンコ)もつまらなかったしなあ。
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