荻野恭子著東洋書店1500円+税2014年5月刊
★荻野先生のこれまでのご著書よりこぶりで使い勝手が良さそうです。
★「パンとお菓子」と言ってもメニューはパン中心。旧ソ連圏にモンゴル・ウイグル・ハルピンも加えたユーラシア各地のパン、そしてピローグ・ピロシキ、それにお茶受けのお菓子のレシピ。
★コラムと「バーブシカの知恵袋」コーナーも充実しています。
★ロシアの主婦の手作りのもてなしの徹底ぶりに感心された由、同感です。タルトの型がなくても手できれいに形を作って焼く、白い紙を折って切ってお菓子の下に敷くレースペーパーを作る等々。
★ロシアの「美味しい」を紹介するシリーズ第一弾。『ロシアのスープ』『ロシアの保存食』と続きます。続刊が楽しみ!!!
★惜しむらくはパスハとハルヴァのレシピがなかったこと。