ヴィターリー・カネフスキー監督特集
1月19日(土)~2月1日(金) 渋谷・ユーロスペース
①「動くな、死ね、甦れ!」«Замси
― Умри―Воскресни!»ヴィターリー・カネフスキー監督1989年ソ連
②「ひとりで生きる」«Самостоятельная
жизнь»ヴィターリー・カネフスキー監督1991年ソ連・フランス
③「ぼくら、20世紀の子供たち」«Мы дети XX века»ヴィターリー・カネフスキー監督1993年ロシア・フランス
★忽然と現れた超遅咲きの天才、カネフスキー。①では、抑留日本人の歌う「夕焼け小焼け」の歌声が胸に滲みる(日本語の歌詞が文句なく自然な発音)。しかし、結局のところ男の甘えを美しく描こうとした作品だという思いが残り、②はやっぱり、「何、甘えてんだよ、この子は!」な続編であり、③に登場するパーシャは案の定なのだった。周囲が何とか見守りきれなかったのだろうか?ディナーラは女優として着々とキャリアを重ねている。(現在出演作の「愛について、ある土曜日の面会室」《Нам бы только день
простоять...》がシネスイッチ銀座で上映中。)が、監督とパーシャはこの3作限定の幻の存在に。
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