作品社の本をまとめて紹介します。
『戦略の工場―レーニンを超えるレーニン』
アントニオ・ネグリ著中村勝己・白井聡・市田良彦訳作品社2011年12月刊3990円ISBN978-4-86182-351-0
★ネグリはイタリア左翼思想家。とても分厚い本。無論レーニンの『国家と革命』(と『左翼小児病』も?)読んでいることが前提です。作品社の本では『ナボコフ全短篇集』も厚くて重かった…。
『ロシア新戦略―ユーラシアの大変動を読み解く』
ドミトリー・トレーニン著河東哲夫ほか訳作品社2012年3月刊2940円ISBN978-4-86182-374-4
★ロシアの政治(特に外交)・経済のアジェンダを、まさにロシア側の視点で書いているという点で貴重。
『乱交の文化史』
バーゴ・パートリッジ著山本規雄訳作品社2012年9月刊2600円+税ISBN978-4-86182-232-2
★未読。ラスプーチン(勿論農村派作家ではなくて帝政末期の宗教家の方です)のことなどが書かれているとのこと。
『世界文学から/世界文学へ』
沼野充義著作品社2012年10月刊行予定3800円+税(予価)