アテネ・フランセ文化センター恒例の「映画の授業 Leçon de Cinéma」
2011年5月24日(火)-6月4日(土)御茶ノ水・アテネ・フランセ文化センター
①「武器庫(アルセナール)」«Арсенал»
アレクサンドル・ドヴジェンコ監督1929年
5月24日(火)17:30-
6月4日(土)18:00-
★アルセナール・キエフというサッカークラブ(2011年4月11日現在ウクライナプレミアリーグ7位)は、「イングランドのアーセナルをぱくったのか?」とサッカーファンに思われがち。ですが、キエフの由緒ある武器工場(アルセナール)に由来するのです。この武器工場ができたのは1764年のエカチェリーナ2世治下であり、サッカークラブができたのは1925年7月14日。この武器工場アーセナルは、ウクライナで第一回人民大会が行われた場所であり、ドヴジェンコの映画はその時代のウクライナの革命熱(←一種の狂気?)を描きます。
②「未来への迷宮」«Строгий юноша»
アブラム・ローム監督1935年
5月25日(水)19:00-
6月3日(金)16:50-
★「ベッドとソファ」で巧みに三角関係の心理描写をなしたアブラム・ローム監督ですが、ユーリー・オレーシャの小説『厳しい青年』原作のこの作品は大まじめなのかふざけているのか判然としないカオスな雰囲気。公開禁止にしたソ連当局の人の困惑がわかるような気がします…。
③「外套と短剣」
フリッツ・ラング監督1946年アメリカ
★モスクワ出身のウラジーミル・ソコロフ(「どん底」(ジャン・ルノワール監督1936年)・「隊長ブーリバ」(J.リー・トンプソン監督1962年)等)出演作品。
5月26日(木)19:00-
6月2日(木)17:10-
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