「ドストエフスキーと愛に生きる」
«Женщина с пятью
слонами»(Die Frau mit den 5 Elefanten)
ヴァディム・イェンドレイコВадим Ендрейко監督2009年スイス・ドイツ
2月22日(土)~ 渋谷アップリンク及びシネマート六本木
★ドストエフスキーの5つの長編小説『未成年』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』をドイツ語に訳した84歳(当時)の翻訳家スヴェトラーナ・ガイヤーСветлана Гайерの半生を追ったドキュメンタリー。2011年山形国際ドキュメンタリー映画祭市民賞・優秀賞受賞作品(映画祭時のタイトルは「5頭の象と生きる女」)。
★日本ではドストエフスキーの訳者は圧倒的に男性というイメージで、オタクと言ってよいほど傾倒している先生方が多いが、この方は見るからに素敵なおばあちゃま。ドイツとソ連の狭間で非常に苦労をされたことが偲ばれるけれど。
★キエフ生まれドイツ在住の彼女の家には窓に美しいレース(切り紙かもしれない)、ご本人の袖口にも白いレース飾りをつけているから、スラヴのおばあちゃまにありがちな無類のレース好きなのかもしれない。
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