①11月22日(金)13:00~14:21 NHK-BSプレミアム プレミアムシネマ
「明りを灯す人」«Свет-Аке»アクタン・アリム=クバト(アブディカリコフ)監督2010年キルギス・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ
★2011年9月、渋谷・イメージフォーラムで公開上映された、アブディカリコフ改めアリム=クバトの映画。「ブランコ」「あの娘と自転車に乗って」「旅立ちの汽笛」では息子に主演させていたけれど、今度は自ら主演。村の電気工事を一手に引き受け、且つ村の電力を賄おうと谷間に風車を作っている、笑顔が可愛いおじさんはエコ志向の時代の先を行くが、決してほのぼのだけの映画ではない。
②12月2日(月)13:00~16:30 NHK-BSプレミアム プレミアムシネマ
「戦争と平和」«Воина и мир»キング・ヴィダー監督1956年アメリカ・イタリア
★映画史上最高額を投じての大作、あのセルゲイ・ボンダルチュクの7時間強の作品ではなく、オードリー・ヘプバーンやヘンリー・フォンダが出演する3時間半のアメリカ・イタリア合作映画。お暇なら。
③12月6日(金)23:45~1:48 NHK-BSプレミアム プレミアムシネマ
「カティンの森」«Катынь» «KATYŃ»アンジェイ・ワイダ監督2007年ポーランド
★スモレンスク近郊のカチン付近で行われたソ連の手による虐殺(対象はポーランド指導層が主)で父を失ったワイダ監督が恐らくライフ・ワークとして手掛けたのだろう。もちろんソ連の行為への目は厳しく、ラストで延々と(淡々と)行われる処刑の様子はひたすらに重い。が、一方で原作には登場しない「よいロシア人将校」がいたりする。