アレクサンドル・ヴァムピーロフ作(原題「長男」«Старший сын») 宮沢俊一・五月女道子訳 菊池准演出
2013年11月14日(木)~11月24日(日) 六本木・俳優座劇場
★2005年には劇団昴が今は亡き三百人劇場で原題どおりの「長男」で公演した、ヴァムピーロフ作品。
★今回、その劇団昴からは女優が三人出演、あとは文学座・俳優座等。
★昴の公演のときには、アフタートークで「シベリアの浅い春の夜なかに、女性がハイヒールなんか履いて歩いていて、ちっとも寒そうに見えない。」などと厳しい指摘を受けていたのが印象的だった。
★現代ロシアの戯曲では、どうしてこうも「嘘から出た何やら」という設定が多いのだろうか。適当に言い訳して、ばれそうになると更に苦し紛れに嘘を重ねて、という、映画「言い逃れ」(邦題「エターナル 奇蹟の出会い」)などにも通じるが、ロシア人って根本的にこういう嘘は嘘に入らないと思っているのだろうか??
★戯曲の邦訳は群像社から出ています。
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