「ヤクザガール 二代目は10歳」«Дочь Якудзы»
セルゲイ・ボドロフ(父)、グカ・オマローヴァ監督2010年ロシア
10/22(土)-銀座シネパトス、新宿K's cinema
★ボドロフ監督は、あの同名の息子(ロシア映画界若手の星だった…)を事故で亡くして以来(いや、それ以前からか)“終わった”感が強い監督であり(「モンゴル」は“いいんだけど何だかなあ…別にこれをボドロフが撮らなくても、浅野忠信が演じなくても…”という半端で残念な作品であった)、この作品自体もどうでもいいというか、「セーラー服と機関銃」「二代目はクリスチャン」みたいな着想ではないかというものですが、何たってアルトゥールくんが出演するわけです!アルトゥール・スモリヤニノフ出演映画が年に2本(「太陽に灼かれてPart3」が今年公開なら3本)も日本で公開されるとは、自称ファンクラブ日本支部大幹部の私としては大変嬉しゅうございます。以上。
★しかし、非常に失礼なことに!日本語の公式サイトには、アルトゥールくんの名前がどこにもありません。チラシにはお顔が載っているものと載っていないものがあります。ロシア語のサイト(http://www.yakudza-film.ru/)には、出演者欄にАртур Смольяниновの記載があります。実際のところ、アルトゥールくんの役柄は、“ロシアン・マフィアの下っ端青年”なんていかにもじゃないかという気もしたのですが、チラシによれば体制側(制服着用)みたいです。まあ、コメディーはお手のものでしょう。
★なお、アルトゥールくんの他には、セルゲイ・ガルマシュやイリーナ・ロザノヴァが出演しています。