2017年4月2日日曜日

名画を語る猫様(ミャウズ)

作者はペテルブルグ在住の女性アーティストと愛猫。

冒頭のこの本の(これらの作品の)成り立ちが書かれている部分はよかった。が、各作品の解説は余計に感じる。絵だけで愉しめ、原作の明記、原作について画家・制作年・所蔵(トレチヤコフとか個人蔵とか)みたいなことの索引があればいい。まあ有名な絵ばかりだから調べればすぐわかるんだけどね。
ロシアの人名でウラジミールとか定番の残念訳も散見。
むしろ、ロシアでロシア語版購入する方が勉強になったかと考え始めている。家族には好評、楽しめる。

2017年3月27日月曜日

聖者伝の形を取りながら、ソ連の市民の生活までちらりと見せる、なかなかに魅力的な本。超大型新人というのも伊達じゃないね。 主人公、迷える修行者ではあっても、所謂聖愚者ユーロジーな感じはあまりしなかった。手元に置いて何度でも愛読するつもりだ。
『シベリアの掟』以来の傑作で、知人にも大いに薦めたい。

2017年2月24日金曜日

◆КИНОФИЛЬМ Жара????

今日、ロシア文化フェスティバル in Japan 日本組織委員会から郵便物が届き、今年のフェスティバルの公式カタログとフライヤーだったんだけど。
今頃、2/18,19のサンクトペテルブルグ マールイ・ドラマ劇場「たくらみと恋」のフライヤーを送ってこないでよ!!
都合がつかなくて、観に行けず、悲しんでいたんだから。
傷口に塩を塗られるような思いだわ。

その他にも、もう終わった公演や上映が。
例;K's Cinemaのタルコフスキー特集、今日まで。

そんな中で一番心惹かれたのは、まだ詳細がわからないのだが、
インターネット映画館デジタルスクリーンオープン記念企画
現代ロシア映像作品展

2017年春開催予定 上映予定作品の中に、”ЖАРА”がある!
アルトゥール君が!
アルトゥール・スモリヤニノフ君が、右端に映っている!
若い。
(今から10年以上前だから当たり前だ。)

ひとまずは以上!

2017年1月24日火曜日

◆ВЫСТАВКА ロマノフ王朝展

土曜日の仕事の後、東洋文庫ミュージアムにロマノフ王朝展観に行った。



有名な皇帝達は漫画っぽいイラストでざっくり解説。


でも有名ではない人達はほぼ無視(系図だけ)ですね。文献とか所蔵していないからだろうけど。

一方、ニコライ一世のこの書かれようは…

東洋文庫は撮影可なのでばしばし写真や動画撮った。途中で上坂さんの元気なナレーションが入る。大エルミタージュ展のキャラクター、エカ様※も随所に登場。勿論チェブもいる。←受付のみ アリョンカチョコは品切れになりそうだった 。


オリエントルームにジュール・ヴェルヌの小説『ミハイル・ストロゴフ』が展示されていた。面白そう。日本語訳(『皇帝の密使ミハイル・ストロゴフ 』)読んでみよう。


1月21日の劇団銅鑼「彼の町」プレイベント「現代社会とチェーホフ」でも話題になったチェーホフ転機の書『サハリン島』も!



※エカ様=エカテリーナ二世 普通こうは略さないけどね。






2016年12月3日土曜日

若きグルジアの日々

12/17(土)~岩波ホールで公開される、グルジア人監督オタール・イオセリアーニのフランス映画「皆さま、ごきげんよう」"Зимняя песня"公開記念に、アテネ・フランセ文化センターで貴重な旧作の上映があります。

オタール・イオセリアーニ監督特集
12/5(月)~12/10(土)

12/5(月)はグルジア時代の作品。
イオセリアーニが彼らしく、心の底からいいと感じられる作品を作っていたのは、70年代まで、つまりグルジアにいた頃。なので、この日のプログラムで網羅できる。

13:20「四月」"Апрель"「落葉」"Листопад"
★「四月」は台詞なしの素敵な小品(46分)。天才はデビュー作から天才なのだ。
16:30「歌うつぐみがおりました」"Жил певчий дрозд"
★この作品の主人公ギアは後の「月曜日に乾杯!」「ここに幸あり」のヴァンサンの原型。
19:00「田園詩」"Пастораль"
★グルジア出身の映画人の中でもイオセリアーニは完全に都会派。なので、都会人の見た田園風景を描いています。
※「四月」「落葉」は二つで1プログラム。
※18:00~はらだたけひでさんのトーク


12/6(火)はフランス移住後の作品群。
13:20「蝶取り」"Охота на бабочек"
★ここに現れる日本人はかなり変(自転車に乗っている姿は中国人か!なのですが)。ラストの漢字には絶句。日本はバブル真っただ中、世界中のお城を買いまくっていたのです。完全に昔話。
15:50「群盗、第七章」"Разбойники, глава VII"
★俳優が一人数役演じるのがパラジャーノフの「ざくろの色」とかモスクワのフォメンコ工房の劇みたい。内容はこてこてグルジアなので、歴史の予習をして臨もう。
19:00「素敵な歌と舟はゆく」"Истина в вине"
★この作品からお孫さん登場。今や親族いろいろ出演させます。
※18:00~宇田川幸洋さんのトーク

12/7(水)
12:40「月曜日に乾杯」"Утро понедельника"
★イタリア万歳!とはいえ、リフレッシュ休暇が終われば労働者は再び仕事に向かうのであった。
15:20「四月」"Апрель"「落葉」"Листопад"
19:00「歌うつぐみがおりました」"Жил певчий дрозд"
※18:00~坂本安美さんのトーク

12/8(木)
13:50「田園詩」"Пастораль"
16:00「蝶取り」"Охота на бабочек"
19:00「群盗、第七章」"Разбойники, глава VII"
※18:00~中原昌也さんのトーク

12/9(金)
13:50「素敵な歌と舟はゆく」"Истина в вине"
16:00「月曜日に乾杯」"Утро понедельника"
19:00「四月」"Апрель"「落葉」"Листопад"
※18:10~古賀太さんのトーク
※注意!「月曜日に乾杯」以降は、チラシ記載の時間から変更になっています。

12/10(土)
13:00「月の寵児たち」"Фавориты луны"
15:10「そして光ありき」"И стал свет"
17:10シンポジウム 沼野充義先生・筒井武文さん・金子遊さん


今回上映されない作品
「トスカーナの小さな修道院」"Маленький монастырь в Тоскане"
「唯一、ゲオルギア」" Грузия одна"
「ここに幸あり」«Сады осенью»
「汽車はふたたび故郷へ」«Шантрапа»