2014年11月21日金曜日

◆КНИГА『ビジュアル版バレエ・ヒストリー バレエ誕生からバレエ・リュスまで』

貴重な「超」入門書。


「ビジュアル版」と銘打つだけあって図版が効果的に使われ見やすいだけでなく、本文も親しみやすいです・ます調で書かれ、バレエの通史を一から学べる、とても有り難い一冊。特に、バレエ・リュス以前の、宮廷バレエ、ロマンティックバレエ時代の人物について、また「アフター・バレエ・リュス」としてバレエ・リュス・ド・モンテカルロについて、そこそこに詳しい記述があって役立つ。欲を言えば、帝政ロシアやソ連時代のバレエ(ワガノヴァ等々)がもっと触れられていたらと思うが、それはないものねだりかもしれない。

2014年11月6日木曜日

◆КИНОФИЛЬМ「ガガーリン 世界を変えた108分」

「ガガーリン 世界を変えた108分」 "Гагарин. Первый в космосе"
パーヴェル・パフホメンコ監督2013年ロシア

12/20~新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町他
前売り券にはピンバッジ付き!

     ↑
   この宇宙服のピンバッジです。
(背後の写真は2011年8月に行ったモスクワの宇宙征服者の塔)



ユーリー・ガガーリンの肖像

ずっと前に観た、ミローノフ主演でツィガノフが助演の、邦題「宇宙を夢見て」(原題は"Космос как предчувствие"「予感としての宇宙」みたいな感じか)はいい映画だった。
フィルムセンターでの2回ばかりの上映のみで、一般公開はしなかったが、できれば関連上映でやらないかなあ。
映画は、宇宙飛行士に選出されるべく密かにトレーニングする若者とその友人にしてライバルを描いていた。
アメリカンドリームみたいにあっけらかんと明るくはないのだ。
が、それがよかった。
ガガーリンは最後の方にちょこっと出てくるのだが、笑顔が魅力的な好青年役者(たぶん無名の)が演じていたが、ガガーリンをリアルタイムで観たある方によれば「似ていない」そうだ。
彼に関するエピソードはほんとか嘘かわからない。

宇宙関連で言えば、ウクライナ映画祭ではセルゲイ・コロリョフの伝記映画がユーリー・カラ監督が撮ったというのでとっても楽しみにして行ったら、大いに期待外れだった。
あのカラ監督がこんなになっちゃったの?と、今のウクライナ映画界全体が心配になった。
(まあ、期待しすぎてしまったということなのかもしれないが。)



セルゲイ・パーヴロヴィチ・コロリョフさん

今度の「ガガーリン」は、ロシアでは結構ヒットしたはずで、作品としておもしろいものだと期待している。






2014年10月31日金曜日

◆КНИГА ソ連のヴェルヌの夢の発明



ワグナー教授は、”ソ連のジュール・ヴェルヌ”べリャーコフのSFに登場する科学万能信奉系の学者の中でも、迷惑なマッドサイエンティスト。「ちょっと変人」とユーモアで済まされるレベルじゃない。でもべリャーエフは楽しんで書いたんだろうなあ。おもしろかった。

2014年10月26日日曜日

◆КНИГА 戯曲・戯曲・戯曲!ブルガーコフの戯曲が続々読める。

このシリーズ、解説も詳しくてすばらしい。続刊をお願いしたい!是非是非!「ゾイカ」も「赤紫」もほぼ初見だったので、非常に楽しめた。あとは早く舞台を観たい。
(1)の「ゾーヤ・ペーリツのアパート」と「赤紫の島」が初見だったのに対し、こちらは既訳や映画で接していたので新鮮さは薄かったが、解説(解題)が詳しく、お得な感じ。やはり舞台化されたのを早く観たい!

ゾイカのアパート
ではなくて、キエフのブルガーコフの家博物館のパンフレット
(ポップアップになっているのが遊び心満載のブルガーコフ風)

こちらが博物館にある肖像

2014年8月29日金曜日

◇ВЫСТАВКА(展覧会情報)チェブラーシカの絵本原画展@岡谷イルフ童画館


チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち チェブラーシカの絵本原画展

201494日〜113日 岡谷・イルフ童画館
 

★高松市美術館、八王子市夢美術館、兵庫県立円山川公苑美術館等々を巡回してきたチェブラーシカ原画展は、今度は長野県岡谷市のイルフ童画館で、武井武雄が描いた世界の国々の姿「武井武雄の絵の中を旅する」展と同時開催。

★今年生誕120年の画家武井武雄は「童画」という言葉を作り出した、日本における児童文化の巨星の一人。1968年、74歳の時に児童文化訪ソ団団長としてソ連を訪れたのが初めての海外旅行でした。ずっとソ連(ロシア)に関心を持っていたようで、『モスクワの月夜』(会員向けに限定数制作された豪華な絵本シリーズの一つ)に記されたロシア語もきっちり正確です。

 

828日にイルフ童画館を訪れた際には、オレンジの木箱ならぬ段ボール箱でチェブラーシカが横になっていました(待機中?)。




 

2014年8月16日土曜日

◇КНИГА(書籍情報)荻野恭子先生新著『ロシアのスープ』

『ロシアのスープ』
荻野恭子著2014年8月刊ISBN9784864591812
★『パンとお菓子』に続く荻野恭子先生のロシア料理シリーズ第二弾。ロシア料理の代名詞ボルシチから夏には冷たいスープ、冬には熱く濃いスープなど48レシピを収録。

★荻野先生は、黒田龍之助先生のロシア語レッスンでのクラスメイト。昔々、ロシア料理のレシピ本の訳を分担してやりました。が、黒田先生に「訳し間違えるととんでもない料理ができてしまいますからね!」と脅されながら、どんな料理になるのかイメージするのが実は難しかった私です。サッカー記事とは勝手が違ったのだよ。

作ってみた夏のスープ各種
①ヨーグルトスープ

②きゅうりのサワークリームスープ

③トマトとズッキーニのスープ

④ベリーのスープ