2014年8月16日土曜日

◆Лекция 荻野恭子先生トーク: 一日ロシアカフェ『スバボーダ』第4弾

黒田龍之助先生のロシア語レッスンのクラスメイト、料理研究家の荻野恭子先生のトーク、それにバラライカとアコーディオンのミニライブあり。
10月12日12:00~神楽坂

詳細はこちらを。
ロシア雑貨店パルク: 一日ロシアカフェ『スバボーダ』第4弾☆: ロシアの文化と食を身近に感じてもらいたいと 2009年に中野のカフェを借り切って 一日ロシアカフェ『スバボーダ』を開催して 大変ご好評をいただきました。 その後、場所を阿佐ヶ谷ロフトAに移し お料理とステージ上でのイベントを企画し たくさんの方々に楽しんで頂きました。...

2014年7月29日火曜日

◇КИНОФИЛЬМ(映画情報)スクリーンでロシアオペラ(但しMETのアンコール)

METライブビューイング アンコール2014での上映
東銀座・東劇

①8/16(土)~18(月)―10:45、9/17(水)~19(金)―14:00、9/22(月)―18:45、9/24(水)―14:30 ピョートル・チャイコフスキー«エフゲニー・オネーギン» «Евгений Онегин»
 ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
 出演:アンナ・ネトレプコ、マリウシュ・クヴィエチェン、ピョートル・ペチャワ、オクサナ・ヴォルコヴァ

②8/12(火)・13(水)―19:15、9/15(月・祝)・16(火)―19:15  ドミトリー・ショスタコーヴィチ«» «Нос»
パヴェル・スメルコフ指揮
出演:パヴロ・ジョット、アレキサンダー・ルイス、アンドレイ・ポポフ

★この3つの中ではこれが一番お薦め。楽しめます。

③8/30(土)~9/1(月)―18:00、9/9(火)・10(水)―10:30、9/11(木)・12(金)―14:15、9/22(月)―10:30
 アレクサンドル・ボロディン«イーゴリ公» «Князь Игорь»
 ジャナンドレア・ノセダ指揮
 出演:イルダール・アブドラザコフ、アニータ・ラチヴェリシュヴィリ、ミハイル・ペトレンコ、ステファン・コツァン

★これはちょっといただけない演出と衣装。奇をてらいすぎ。
 宴会シーンはもっと羽目をはずして盛り上がって欲しい。

★4回券がお得(3000円*4回のところ10000円)ですが、購入当日は使用不可。
 上記3作品は大丈夫だが使い得ない演目あり。

※来季(2014-2015シーズン)では【第8作】チャイコフスキー《イオランタ》(MET初演)
バルトーク《青ひげ公の城》(新演出)の2本立てがあります。
どうか普通の演出でありますように。
MET上演日:2015年2月14日
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
演出:マリウシュ・トレリンスキ
出演:アンナ・ネトレプコ(イオランタ)、ピョートル・ベチャワ(ヴォデモン伯爵)
アレクセイ・マルコフ (ロベルト),  イルヒン・アズィゾフ(エブン=ハキヤ)、アレクセ
イ・タノヴィッツキー (レネ王) /ミハイル・ペトレンコ(青ひげ公)、
ディア・ミカエル)等

2014年7月27日日曜日

◇КНИГА(書籍情報) 結婚はゴールではない

文学大国のロシアだが、ロシア文学界は歴史的に徹底して男性上位だと思ってきた。
特にドストエフスキーなんかのが描くヒロインは、ときに笑っちゃうほど都合のいい女たちである。
そんな中でも、こと詩の分野ではアフマートヴァやツヴェターエヴァが輝いていた。
その彼女らに先駆け、異彩を放った女性詩人、文学者がカロリーナ・パヴロヴァであった。
 
ハイソな家庭に育ち、英語の教師がクレア・クレアモント(バイロンの晩年の恋人、シェリー夫人の異母妹)、ポーランドの国民的詩人アダム・ミツキエヴィチからプロポーズされる(ヴォルコンスカヤのサロンで知り合い、ポーランド語を習っていた)、などという華麗な環境。
新進作家ニコライ・パヴロフと結婚し、自身が女主人となるサロンも持ち、リストから曲を献呈された。
が、家庭生活は破綻・・・という自身の生活も伺わせる、辛口恋愛小説『ふたつの生』
 
  ミツケーヴィチの元カノ、カロリーナ・パヴロワの代表作は障害を乗り越えて恋人とゴールインするハッピイエンドの甘い話かと思いきや、訳者によると激辛<反恋愛小説>。現実にありがちな話
>親はあっさり賛成、さしたる障害はなかったが、夫はたいしたことない男で、薄幸婚
 
辛口と言うより苦い。そして全編皮肉でいっぱい。
 
 
 

2014年5月29日木曜日

◇КНИГА(書籍情報)ロシアのおもてなしは徹底てづくり

『ロシアのパンとお菓子』
荻野恭子著東洋書店1500円+税20145月刊

★荻野先生のこれまでのご著書よりこぶりで使い勝手が良さそうです。

★「パンとお菓子」と言ってもメニューはパン中心。旧ソ連圏にモンゴル・ウイグル・ハルピンも加えたユーラシア各地のパン、そしてピローグ・ピロシキ、それにお茶受けのお菓子のレシピ。

★コラムと「バーブシカの知恵袋」コーナーも充実しています。

★ロシアの主婦の手作りのもてなしの徹底ぶりに感心された由、同感です。タルトの型がなくても手できれいに形を作って焼く、白い紙を折って切ってお菓子の下に敷くレースペーパーを作る等々。

★ロシアの「美味しい」を紹介するシリーズ第一弾。『ロシアのスープ』『ロシアの保存食』と続きます。続刊が楽しみ!!!

★惜しむらくはパスハとハルヴァのレシピがなかったこと。

2014年5月18日日曜日

◇КНИГА(書籍情報)女はつらいよ、しかし


『共産主婦 東側諸国のレトロ家庭用品と女性たちの一日』

イスクラ著社会評論社1900+20143月刊

★見て楽しむ(ちょっと語弊が?)本。作るのは大変だったろうと思います。ここらへんの国々の雑貨のパッケージにはなぜこんなに心惹かれるのだろう?

2014年5月11日日曜日

◇КНИГА(書籍情報) バブリー・バクー

『ゾルゲ、キャビア、アゼルバイジャン 日本人のあまり行かないセレブ・リゾート4 アゼルバイジャン文化観光省公認旅行ガイドブック』

石井至著石井兄弟社201312月刊

★説明は簡潔、写真は美しい。ブログで見かけるような個人旅行記といった雰囲気なのでさらっと読めて楽しめるが、実際に旅行するときにはあくまで参考程度だろう。というか、これを読んで「そうか、アゼルバイジャンに行こう!」という気は起きない。「セレブ・リゾート」ですからね。

★私も知らなかった、「世界で一番バブっていると思う街は(ドバイやドーハではなく)バクーなのだ」という流れ。フレームタワー(2012年完成)やアゼルバイジャンタワー(カスピ海につくる人工島に建設予定)などモスクワのニューシティーをおそらく凌駕する勢いのセレブ&バブリーなパワーが今のこの国にはあるらしい。ほんと、湾岸諸国の雰囲気に酷似している…。そのうち年金リーグもアゼルバイジャンにできるかも。

★お茶について2点指摘しておく。

①「食後は紅茶とフルーツのジャムが一般的だ。ロシアンティーと違ってジャムは紅茶に入れない。」(30頁)ガラスのコップに紅茶、小皿にお茶受けとしてジャム、要するにロシアなどと同じ飲み方なのだね。

②「紅茶にはレモンを入れ、サモバーという湯沸かしポットから湯を注ぐ。」(50頁)←それ、サモワールですね(英文には「use Samovar」とある。なぜ大文字なのかは知らないが)。

★この本の前半はバクー生まれのゾルゲのお話です。

2014年5月6日火曜日

◇КИНОФИЛЬМ(映画情報)贖いゆえに

「被爆者の声をうけつぐ映画祭2014 あの日を忘れない…」(7/3(木)~7/6(日) 御茶ノ水・明治大学リバティータワー)

「サクリファイス(犠牲)」«Жертва»
エマニュエラ・アンドレオリ&ウラジーミル・チェルトコフ監督2003年スイス
7/5(土)1645~プログラム5での上映(「ブラジルに生きるヒバクシャ」との二本立て)

★同名のタルコフスキーの遺作は崇高な?ファンタスチカ(でも核絡みだからこういう映画祭で上映してもおかしくはない)。これは24分の短編ドキュメンタリーで、チェルノブイリ事故の直後の事故処理作業員たちのその後を追ったもの。

★チラシではチェルトコフ監督の名前が「ウラディミール」表記になっています。Владимир Чертков

★他のプログラムは松谷みよ子原作の「ふたりのイーダ」(1976年)「TOMORROW明日」(1988年)「千羽づる」(1989年神山征二郎監督によるリメイク作品)などの劇映画、被爆者や福島の原発事故のドキュメンタリー映画等。

★ロシア人はもしかしたらжертва(あがない)という言葉を好むというかよく使うものなのかもしれません。検索するとやたらこういうタイトルの作品が挙がってくるのです(割と最近の作品に多い。)タルコフスキーだけではなかった。